メディア情報を見極めよう
メディアの力は強力なもので、民衆を動かす力を持っています。
例えば、歴史を振り返ると、
ヒトラーは国民を煽動するために
映画やラジオを使ったように、非常に強力なものです。
情報によって人間の最も強力な五感の一つである
視覚と聴覚がそれに持っていかれるからです。
ですから、メディアがどんな報道をするとどのような影響が起きるのかの
大衆の群衆心理を知ることで経済の先を読むことができます。
どうすれば先読みができるか?
先読みをするテクニックをお伝えします。
ニュースを見たり公開されている情報を見た際に、
必ずこう考えるようにしてみてください。
「この情報には何が省かれているのだろうか」
情報を省く際には2つのタイプがあります。
1つは重要ではない情報を省くタイプです。
もう1つは、重要な情報をわざわざ省くタイプです。
気をつけなくてはいけないのは2つ目のタイプです。
重要ではない部分を省いて、
分かりやすくするというのであれば問題がないわけですが
気をつけなくてはいけないのは、
わざと重要な部分を省いて、特定の方向に誘導しようとしているタイプです。
例えば
キャッシュレス5%還元
こちらも心理としては
国民はキャッシュレスはお得だと思い、使用する
国の本来の目的としては、景気を良くするために
お金を回す流れをつくるということ
そして、購買記録、交通の動きなどの情報のデータをとるということ
メディアに誘導されないようにも
このニュースを聞いたらみんながこっちの方向に行くだろう
↓
省いている情報を考える
↓
逆向きのポジションの可能性に気づく
という考え方を身につければ
先を読んだ動きを考えることができると思います。
メディアにはほとんどの人が誘導されます。
その裏をかくことができるようになれば、冷静に判断することも出来るようになりますし
得をすることもできるようになるわけです。