動物病院のための経営支援ブログ

動物病院経営ブログ 動物病院経営コンサルタント 

「夜パフェ」が東京で支持を集めるワケ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「夜パフェ」が東京で支持を集めるワケ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
北海道発「夜パフェ」が東京で支持を集めています。
夜パフェとは文字通り夜間、食事や飲み会の後にパフェを食べることです。

もともとは「冬でもアイスを我慢しない」という
地域性の「〆パフェ」という北海道発のスタイルが、
東京の若者に人気を集めています。

夜パフェの専門店が東京に開店し、
わずか1?2カ月の間に行列のできる店となったそうです。

その理由はいくつかあるのですが
なんと言ってもパフェの美しさにあるそうです。
写真映えからSNSで評判が広まり、マスコミにも
早々に取り上げられたためです。

もう1つは
「帰宅後や飲んだ後に甘いものが食べたくなるという
一定のニーズがあったからです。
しかし、パーラーやケーキ店は早くに閉店するので、
凝ったスイーツを食べようと思っても
なかなか見つからないところにニーズを見つけたそうです。

営業時間は平日は午後5時から午前12時で
いちばん混む時間帯は午後9時から10時の間だそうです。
訪れる客は日に120?150人で、客層は女性同士やカップルなど
7割は女性客だそうです。

夜にはお腹に重たくならないように
味の特徴は、甘さ控えめに仕上げていることです。


この夜パフェは札幌発祥と言われています。
その推察として
「1世帯当たりの酒類支出金額」
「1世帯当たりのケーキ支出金額」といった多くのデータから
札幌市民は甘い物やお酒を好む傾向が見て取れるといいます。
加えて、北海道の冬にアイスクリームを
食べる習慣があるということです。

これには理由があり、
寒さが厳しい北海道では、暖房が完備されており
部屋の密閉性も高い。

外と中の激しい気温差により、室内では
体内の水分が蒸発しやすく、
結果的に喉が渇く。


そのため、暖房のきいた室内で
冷たいアイスを食べたくなるのだということです。

北海道は家庭における冬のアイスクリーム出費が
全国平均より高いというデータもあります。

このように、「冬でもアイスを我慢しない」という
甘い物への寛容性が「夜でもパフェを我慢しない」に
導かれたと考えられます。

また、若者の酒離れも背景にあるように、
「飲みたい人と飲めない人が共存できる、
お酒とパフェを提供する
〆パフェ店の人気が高まり、

さらにカラオケやバーなどの2軒目需要としての選択肢にもなっている」ということで
東京でも流行っていると考察されています。

大きな可能性を持っている夜パフェ、〆パフェ。
インバウンドに向けたナイトライフ観光の充実も視野に、
さらに育っていきそうな予感があります。

今までにないもののニーズを見つけて、新しく行うことで
大きな成功につながる可能性もあります。

院内でも何気ないことに対しても
分析するくせをつくり
実行していきましょう。