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信頼関係の構築テクニック

信頼関係を築くには前提として「相手に興味を持つ」、
「オープンに接する」ということがあります。
それを踏まえた上で信頼関係を築くテクニックをお伝えします。

1:笑顔、相槌、肯定、オウム返しで最初の壁を突破。

「人は自分と違うものに対し違和感を覚えるようにできています。
信頼関係を築きたい相手との間にある
違和感をなくすことから始めるといいと思います。

まずは心理的な壁を取り払うため、相手が話している間は笑顔でしっかりと相槌を打ちます。
そしてこちらが話すタイミングになったら、

相手の話に対して、まず肯定から入りましょう。
一度、肯定をすることで相手は『人間性を受け入れてくれた』と感じてくれます。
また、相手が使用していた単語を使い、オウム返しも忘れずに。
特に感情に関する単語をオウム返しすることで共感度が増します。
また、どんな時もひと呼吸置いてから返答すると
、冷静な対応もできますし、相手に落ち着いた印象を与えることもできます」

2. 関係性が少し進んだら自己開示に挑戦!

「初めましての状態から関係性が少し進み、
もっと深い仲になりたいと感じたら、
自己開示をしてみてください。
相手が解決できるレベルのライトな弱みを見せて相談をしましょう。

『自分にだけ打ち明けてくれた。二人だけの秘密を共有』という関係性を作るのがポイントです。
他にも本人のいない場所で相手を褒めてみましょう。相手は他人から

『あの人、あなたの事をこう褒めていたよ』と聞くことにより、
信頼度がグッと増します。ただ、話す相手を間違えると、変な誤解を生んだり、
上手く効果は表れないので、話す相手選びはしっかり選びましょう」

1に挨拶、2に笑顔、信頼はゆっくり築く
「プライベートでは急に仲良くなることもありますが、
仕事ではひとつひとつの積み重ねで信頼関係は築くものと思っています。
何はともあれ挨拶は絶対大事です
そこからスタートして、徐々にコミュニケーションを深めていきます。
もちろん報・連・相も怠りません」

どの様な時でも誰かが見ているをモットーに真面目に働く
「多くの人が働く職場では、それだけ人の目もあります。
怠けたり、手抜きをすることなく真面目に働くことで誰かがちゃんと見てくれていて、
仕事への信頼度が上がると思っています。また人の話はきちんと聞くことも重要。
目を見て真剣に話を聞く姿勢を嫌がる人はいないかなと。あとは日々一緒に働く仲間なので、
体調や気分の変化に気付き、気配りが出来るよう心がけることです。」


「人間が人を信頼するのは、『自分を認めてくれている』、
『自分を裏切らず、守るべき存在である』からと言われています。
いずれにしても、生命を脅かす存在でなく、守るべき存在。
また、人間性を認めた先に構築されるものです。
相手が自分の存在に対して肯定的である、敵ではない、
似ているなどの親近感を持つと、それらを足掛かりとして、
一緒に過ごしていく中で、それが確信になり、信頼関係を作っていくことになります」

相手への肯定感と、お互いの類似点を見つけることで
関係が深まっていきます。