「ほめること」でまわす成功循環モデルとは?
組織が成長し継続して結果を出し続けるための
成功サイクルのひとつに、
マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱している
「組織の成功循環モデル」がある。
これは、組織を
「関係の質」「思考の質」「行動の質」「結果の質」という4つの質で捉え、
組織が活性化する“グッドサイクル”を回すためには、
まず「関係の質」を向上させることが重要である、
という考え方です。
「関係の質」すなわち組織の中のコミュニケーションや
関わり方が良くなると、
「思考の質」つまり前向きな思考や
幅広い視野が得られ、
それは「行動の質」を受動的なものから
能動的なものへと変え、「結果の質」を高めることにつながるということです。。
そしてその結果、「関係の質」がますます向上する、という循環が生まれます。
もっとも重要なことは、
他者からほめされる/他者をほめるという
「他者とつながること」により、
自分自身の価値や価値観を認識することができるという関係をもつことです。
特に、他者から認められることで
それまで自分では認識していなかった
価値に気付くと、それは自信につながるほか、
自分がその組織に役立っていることを確認することができ、
組織へのエンゲージメントが強化されます。
ほめあう組織体系をつくっていきましょう。