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スタッフのモチベーションを下げる行動

スタッフのモチベーションが低い、
とお困りの声はよく耳にします。

経営者である院長と同じだけの熱量をスタッフに持て、
]というのは現実的ではありませんが、
やはり少しでもやる気があり、
よりよい病院づくりに貢献してくれる
スタッフがいるに越したことはありません。

実はスタッフさんたちは、上司(院長やリーダー)の行動によって、
仕事に対する意識が変わることはよくあります。
時に下記のような行動が

スタッフのモチベーションを
下げてしまうので注意しましょう。

①人によって態度を変える
自分より偉い人には頭を下げ、
弱い立場の人には笑顔も見せず、

高圧的にものを言う、など
相手によって態度や言動が変わる
上司は信頼されません。

信頼できない上司のもとでは、
仕事に対する意欲も失われてしまいます。


②必要以上に失敗を責める
ミスをしただけでも精神的に参ってしまうもの。
それをさらに責められると、

必要以上に落ち込んでしまいます。
もちろん重大なミスをしたときは注意をしますが、

人格否定のような叱り方は
絶対にやめましょう。

③気分によって態度や言動が頻繁に変わる
気分で笑顔だったり、すぐに怒ったりする上司に、
心から悩み事を言ったり、相談にのってもらったりすることは
できません。
言っていることが昨日と違うなどといったことが
多いと、仕事が気持ちよくできないでしょう。

④スタッフの言葉を最後まで聞かない
話の途中で会話を遮ってしまうのはNGです。

遮られることで、自分の話に興味がない、
怒らせてしまった、と思うと同時に、
自分は信頼されていない、と感じてしまいます。

自信を失わせてしまうことで、
やる気も失ってしまうのです。

⑤スタッフの都合を考えず仕事を押し付ける
スタッフの仕事のことを考えずに、
大量の仕事を言いつけたり、
会議を入れたりすると、スタッフの仕事の計画も見出し、
スムーズに仕事がはかどらなくなります。

スタッフのことを理解しようとしない上司、
自己中心的な上司、
と思われてしまします。

スタッフのモチベーションを
維持するように
努めるのも上の仕事です。

すぐには変えられない職場環境においても、
上司の存在によってモチベーションを
高くすることもでき、
上司の存在は大きいものです。

部下がモチベーションを持って
仕事ができないのは、
もしかしたら上司としての言動や
行動に原因があることもあります。

部下を持ち、育てる立場であれば、
自分の言動一つで部下の将来が決まる、
ということを意識し、
自分の言動や行動を見直してみるといいでしょう。